カレンダー
カテゴリ
全体 甚六からの「ご挨拶」 「文佳人」いろいろ 2007年アリサワの酒 2006年アリサワの酒 2005年アリサワの酒 蔵ドキュメント 甚六・酒造り考 イベント記 行脚遠征の記 おいしい肴 甚六・好きな酒 きまぐれ記 おしらせ 音のノート 土佐の風景 画像集 「甚六」・「まの字」より……
■ようこそ!■ この歩路来では アリサワの酒造りを始め 全国各地の酒販店さんや 日本酒愛好家の方達との交流 お酒のイベント...などなど ど!!!田舎の蔵元の日常を 綴っています ■「文佳人・蔵ドキュメント」■ この他↑カテゴリからも テーマ毎にご覧下さい ♠登場人物♥ 「甚 六」=「文」の蔵・杜氏 「まの字」=新米ママ 2007年1月...六代目誕生 コメント…大歓迎! ………………………… 土佐山田の酒「文佳人」 会社案内や 買えるお店・飲めるお店を 紹介しています ………………………… ●(株)アリサワ連絡先● 高知県香美市土佐山田町 西本町1-4-1 電話 0887-52-3177 fax 0887-52-4415 bunkajin@sunny.ocn.ne.jp 最新のトラックバック
お気に入りブログ
以前の記事
2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 03月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 more... 検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 03月 25日
15時頃から、今度は「純米吟醸」より上等な酒の搾り「袋搾り」の「かっさぎ」の撮影に入る。
尚、大吟醸は袋搾りより上位の搾り「吊るし搾り」になります。 ■↓槽は更に重厚■ 袋搾りの場合、「もろみ(醪)」を小型の木綿の袋に入れ、それを重ねる。その上からスノコ状の押し木を乗せ、更に、数本の押し木を重ね、油圧式のプレス(巨大万力)で圧力を掛け絞る。 だから、まず最初に、油圧プレスを解除する。写真上部↓。 ■押し木数本を槽から出す■ この木の重しが大きくて、重いこと。太さは昔の日本家屋で言うところの大黒柱並の大きさで、人ひとりの力だけでは引き抜くのは困難で、槽の辺を使って「テ コの原理」で底から浮き上がらせ、槽のすぐ脇に設置した足の上に、再びテコと木を滑らすことにより乗せる。大変そうだったので、老婆心だが、一本手伝って みたが想像以上の重さだ。 ■スノコ状の押し木を槽から出す■ 今度は、スノコ状の押し木を先ほどの押し木の上に重ね、かっさぎの工程に用いる作業台を作る。 ■槽と木綿袋■ 槽の底に白色の木綿の袋に包まれた酒粕が見えます。 ■槽から木綿袋を全て取り出す■ ■押し木の作業台の上に移し、重ねる■ ■木綿袋を全て移し換えたところ■ 今回の「もろみ(醪)」一回分の搾りで、この位の量の酒粕(袋入り)になる。 ■木綿袋から酒粕のかっさぎの実工程■ ここからは二人係り。矢板(ヤエガキ式)とは違い、酒粕が袋毎に分かれているので作業は細かくなる。二人それぞれが、袋が酒粕にへばり付かないように、丁寧に且つ素早く剥がしていく。 ■素早く、丁寧な剥がし■ ■酒粕の袋詰め■ 木綿の袋と酒粕を剥がしたら、袋毎の単位で仕込みに使った酒米の米袋に詰めていく。 ■酒粕の検量■ 酒粕も米袋毎に検量し、規定の量に揃える。 ■袋搾りの酒粕■ 「かっさぎ」したての酒粕です。 (撮影:2005年3月2日、午後)
by touji_jin6
| 2005-03-25 18:10
| 蔵ドキュメント
|
ファン申請 |
||