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■ようこそ!■ この歩路来では アリサワの酒造りを始め 全国各地の酒販店さんや 日本酒愛好家の方達との交流 お酒のイベント...などなど ど!!!田舎の蔵元の日常を 綴っています ■「文佳人・蔵ドキュメント」■ この他↑カテゴリからも テーマ毎にご覧下さい ♠登場人物♥ 「甚 六」=「文」の蔵・杜氏 「まの字」=新米ママ 2007年1月...六代目誕生 コメント…大歓迎! ………………………… 土佐山田の酒「文佳人」 会社案内や 買えるお店・飲めるお店を 紹介しています ………………………… ●(株)アリサワ連絡先● 高知県香美市土佐山田町 西本町1-4-1 電話 0887-52-3177 fax 0887-52-4415 bunkajin@sunny.ocn.ne.jp 最新のトラックバック
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2006年 01月 11日
11月末から仕込んでいた「文佳人・純米」の上槽が終了しました。
私が撮った写真の分だけですが、一応仕込みの様子です。まとめてどうぞー。 ■洗米(岡山アケボノ55%) 17BY文佳人 初洗米です。 この頃はまだ蔵人さんもおらず、 夜に杜氏・甚六と ど素人・まの字が二人で行う。 去年はこの作業、 「洗米は力がいるので、 女の人に手伝わせるのは酷だ」 とか言ってたよな、甚六よ。 嫁とはこき使われるために存在する。 細かく時間を計ったり 重要な米を洗ったりの作業は 全て甚六が一人で。 私は水を出したり、とめたり、 米の水をきる為に 米袋を振ったりする 作業をお手伝い。 力強く洗米する甚六→→→→→→ ■蒸し 甑で蒸した米を、 放冷機に入れる蔵人さん。 蒸米は熱いので、 特製長靴。 黄色くてかわいい。 そして 放冷機にて冷やされた蒸米たち。 手で運びます。 蔵人さんは走る! ■製麹 蒸しあがった麹米を室に引き込んだのち、 床の上に薄く広げ、水分調整後、 種麹をふりかけます。 その12時間後、麹の切り返し。 切り返しはだいたい夜中です。 蔵人さん達は昼間だけなので夜中の作業は 甚六・もん吉氏、甚六・まの字、この組合せです。 よくある室の画は上半身裸の男衆が ワッシワッシと米麹をもむ、というものでは ないかと思いますが、甚六は普段着。 年中着ている長袖Tシャツです。 この方が汗を吸っていいのだ、といいはります。 私もまさか裸で入るわけにも いかんので普段着。 丸く山にされてある麹を 手早く、かつ丁寧に、 ほぐします。 麹の量が多い時はなかなか終わらないので 私は歌を歌いながらやったりしますが、甚六には軽くあしらわれます。 この時はUNICORNの「雪が降る町」。♪年末だから〜、ああ〜〜〜〜♪ …歌ったりしてますけど、ちゃんとまじめにやってますので。 ■もろみ もろみになってからも毎日、夜中の検温の手伝いに行ってたのでずっと見たり、音を聞いたりしていたのですが、うまく写真が撮れず。 もろみ、最初はぐつぐつとシチューを煮るような重い音がします。 だんだんと発酵が進み、液状になるにつれ、 シュワシュワー → サワサワー とまるで春雨のような軽い音になります。 そしてもろみ日数31日 ■2006年1月7日 上槽 昔から使っている槽の中に 木綿の酒袋に入れたもろみを 整然と並べていきます。 そして出たーー!! 純米! チョロチョロと出てますね〜。 槽には上までびっちりと酒袋を並べます。 よく頑張ったねえ、と 声をかけてやりたい(酒に)。 私がいいとこへ お嫁に出してあげるからねぇ。 人気blogランキングへ
by touji_jin6
| 2006-01-11 21:42
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